塩ビ工業・環境協会
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塩ビ樹脂の生産方法

 塩ビ樹脂は一般的に「懸濁重合法(けんだくじゅうごうほう)」という合成方法でつくられています。まずあらかじめ水と懸濁剤を入れた反応器内に圧力を掛けて液化させた原料の塩ビモノマーを入れ、高速で攪拌することで塩ビモノマーを極めて微小な液滴にします。次いで重合反応の開始剤を重合器に入れ数気圧、40℃~60℃の条件下で反応させることで塩ビ樹脂ができます。懸濁重合法で得られた塩ビ樹脂は通常直径80~200μmの粒子として水中に懸濁した状態(スラリー状態)となっているため、重合器より抜き出した後に脱水、乾燥を行い、さらにスクリーンで粒子径を整えて白色粉末状の製品とします。なお、重合反応時に未反応であった塩ビモノマーはストリッピング工程などを経て全量回収され、精製後に再度原料として使用されます(図1)。懸濁重合の他には乳化重合や塊状重合という製造方法もあります。

 

図1.塩ビの重合プロセスフローチャート
塩ビの重合プロセスフローチャー
出典:(公社)石油学会資料より作成

 

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