塩ビ工業・環境協会
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塩ビ製品の安全性情報 -塩ビ製品は安全です-

 塩ビ樹脂そのものは極めて安全性の高いものです。他方、製品として塩ビ樹脂を使う際には、可塑剤や添加剤等の化学物質を加えることがあります。このような塩ビ製品は、食品容器、医療機器、玩具などにも広く使われています。これら塩ビ製品は、食品衛生法などの法律による規格基準の他に業界が定めた自主規格により、安全性が確保されています。

 

食品衛生法の規格

 ラップフィルムなど食品に直接触れる容器・包装材料に関しては、食品衛生法に基づき、規格基準が定められています(厚生省告示370号)。

 原材料としての塩ビ樹脂に関して言えば、残存塩ビモノマーに対して濃度基準(1ppm以下)があり、また、食品中へ移行する可能性のある物質の量について基準(厚生省告示第20号、1982年2月)が定められています。
 可塑剤として使われるフタル酸エステル類については、厚生労働省告示267号(2002年8月)で、油性食品に触れる調理用手袋などの塩ビ製器具・容器包装へのフタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)の使用を禁止(規格値0.1%以下、溶出試験規格量:1ppm以下)し、おもちゃへのDEHPを用いた塩ビ樹脂の使用禁止並びに乳幼児が口にすることを意図したおもちゃへのフタル酸ジイソノニル(DINP)の使用を禁止しています。
 なお、フタル酸エステル類の安全性については、「フタル酸エステルの安全性」をご覧下さい。


塩ビ食品衛生協議会の自主規格(JHP規格)

 1970年、塩ビ樹脂メーカーおよび塩ビ製品メーカーで構成する「塩ビ食品衛生協議会」(JHPA)は、レスポンシブル・ケアの考えを先取りし、食品衛生法に基づく自主規格として、食品容器包装用の塩ビ製品に関してポジティブリスト(使用が推奨される原材料のリスト、食品容器包装製品を製造する際の指針、略称JHP規格)を定めています。
 

医療機器の規格

 塩ビ樹脂は血液バッグ、輸液・輸血セット、人工心肺など多くの医療機器の部材として使用されており、わが国でも50年以上の実績があります。このような各種プラスチック製医療機器は、安全性と有効性を確保するため、薬事法の下で多くの認証基準・承認基準(技術基準としてJIS規格を引用)が定められています。また、基準に則り、原材料(部材)の受入試験から最終製品の出荷試験まで、確実な実施が求められています。ちなみに、血液バッグ、輸液・輸血セットは、日本だけでも年間それぞれ、約220万個、約400万セット、約4億セット使用され、多くの人命を助けることに貢献してきています。

 

玩具業界の安全規格

 塩ビは印刷特性、加工性等に優れているため、おもちゃの素材として広く使われています。おもちゃは乳児や子どもが使用するため、食品衛生法による規格基準に加え、(一社)日本玩具協会では、おもちゃの安全性を高めるため機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性について安全基準を規定し、検査合格品にはSTマークが付けられ販売されています。また、海水浴やプールで用いる大型の空気入りボートや浮袋などは、その使用目的から材料面の品質・性能・強度などの安全性と品質の確保が求められます。これらの製品には、業界の安全基準が設けられ、検査合格品には日本空気入ビニール製品工業会組合が発行する合格ラベルが付けられています。

 

 

 

 

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