分別しにくい使用済み塩ビ製品を燃やすことにより発生する熱や蒸気を回収し、エネルギー源として利用するリサイクルです。近年は発電や熱回収を伴う焼却処理を行う自治体の焼却炉も増えてきており、塩ビもその中でエネルギーの回収が行われています。



熱帯植物園や温水プール

物が燃えたときにできるダイオキシンについて
「ダイオキシン」という言葉を聞いたことがあると思います。
少し難しい話になりますが、不完全に物が燃えた時に酸素、炭素、水素、塩素があればできてしまう有毒な物質です。
山火事や火山活動などの自然界でもできていますが、日本ではごみ焼却炉からのダイオキシンが問題となりました。
ダイオキシンは、食べ残しのゴミや木、紙、塩ビをはじめさまざまなプラスチックなど、あらゆる物が不完全に燃えた時に発生する可能性があります。ダイオキシンをできるだけ少なくするためには、物を大切に使うことやリサイクルすることにより燃やすゴミを減らすこと、性能の良い焼却炉で燃やすことが大切です。


ゴミが燃える焼却炉の内部
ダイオキシンの発生を抑えるには、800℃以上の高温で燃やすことが大切です。
そうすれば塩ビも安心して燃やせます。

ダイオキシンの元凶?
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