使用済みの塩ビを化学的な方法で化学品や製品原料などに再生利用する新しいリサイクル技術が開発され、一部で実用化が始まっています。それは、鉄をつくる高炉の原料に使ったり、セメントの原料や燃料としたり、また、原料であるもとの石油にもどしたりして利用する方法です。


鉄をつくり出すプラスチック―高炉原料化
高炉原料化は、鉄鉱石から鉄をつくり出すときに使われるコークスの代わりに、塩ビを含む使用済みプラスチックを使うものです。二酸化炭素の削減にも役立ちます。
セメント工場はリサイクル工場
塩ビを含む使用済みプラスチックを、セメントの原料や燃料として再利用し、さらに使用済み塩ビから、塩ビの原料となる塩化水素を取り出し、再び塩ビ原料として利用するものです。
ページのTOPに戻る

閉じる