先日、ふるさと四国で開かれた高校のクラス会に出席しました。卒業してからほぼ半世紀が経ち、往時の紅顔の美少年、美少女達も例外なく年を取り、客観的には老人会なのですが、二言三言言葉を交わすうちに、アーラ不思議や半世紀の年月は消え去って、高校生に早戻りするのです。
驚いたことのひとつは故郷の街のさびれ振り。駅前の繁華街は昔はもっと賑わっていた筈ですが、戸を閉めた商店が並んで、眠ってしまったかのよう。クラス会の席上でもそのことが話題になり、地方の凋落、経済発展の虚しさ、小さな政府、道州制の是非、などなどから教育論、生き甲斐論にまで発展し、話が弾みました。・・・話の中身としてはやはり高校生離れしていましたね。
もうひとつの話題は生存率。クラスメイト約50人のうち、この年で早くも8人の物故者がいるわれわれは、生存率は高いのかどうか。結論は出ませんでしたが、なんとしても9人目にはなりたくないですね、というのが全員の偽らざる気持ち。 |
(H2記) |
先週の編集後記についての読者からのお便り・・・[編集後記後]
|
● |
編集後記を毎回楽しみに見ています。そこで、当方としても、初めての反応を一つ。
退職前;「粗大ゴミ、朝出したら夜戻り」(妻からのキツーイ、メッセージ)
退職後;「退職後、怖い上司が妻になり」(H2の句と似ていますが)…(中原様) |
● |
成蹊気象観測所のお話感動いたしました。いやはや「継続は力なり」を実感しました。本当の理科教育とはかくのごとしですね。 ところで、小職の駄川柳は、「赤提灯 くぐるたびごと いいわけし」です。御免これは、H2さんのことでしたか。 未だ寒い日もある今日この頃、こんな句で天気予報をしてみました。「水掛もいい加減にしてお釈迦様」4月8日。…(E I 様) |
先週の編集後記をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。
https://www.vec.gr.jp/mag/074/index.html#kouki |
|