VECは先のスマトラ島沖津波の被災地の復興に際し、日本ソーダ工業会などと協力して、日本政府や国連などが進める復興計画のうち、塩素や塩ビに関連する復興必要製品の調達・供給の支援や、関連する技術指導・サービスなどの面で、可能な限りの協力に努めることを決め、1月21日、その旨を経済産業省に申し入れました。
VECはアジア地区にアジア塩化ビニルネットワーク(Asia Pacific Vinyl Network:略称APVN)という組織体を持ち、定期的に会合して緊密な連携のもとで活動していますが、こういった組織を活用し、アジア地区の塩ビ関係者とも共同で、復興支援に協力します。
具体的には今後詰めますが、塩ビ製品業界などの協力も得て、塩素系の殺菌剤やボトル入り飲料水、塩ビ製の建材や塩素系医薬品、医療機器などの必要資材の調達や供給の支援、飲料水浄化装置や下水道処理装置などの建設支援、関連技術指導などが考えられており、当面の対応だけでなく、中長期的対応についても、政府や国連等と協議しながら進めることと致します。
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